横浜薬科大学と大分県杵築市が地域医療・福祉・教育分野で連携協定を締結
2024.12.10
11月27日、横浜薬科大学は、杵築市との間で、地域医療、福祉、教育、経済など多岐にわたる分野における協力体制を構築するための連携協定を締結しました。この協定は、病院薬剤師の偏在解消を目指す同学の臨床研究への市の協力を契機に実現しました。
主な連携・協力事項
- 地域振興と市民教育
・市民を対象とした公開講座を同学の講師によって実施。
・在学生および卒業生を対象としたU・Iターン促進活動を展開し、地域のPR活動に貢献。 - 教育研究の支援
・市は同学の研究・調査に協力。 - 特別地域枠の創設
・杵築市特別地域枠を設置し、地域選抜入試を実施。合格者には成績に応じた授業料減免を提供。
・特別地域枠合格者は薬剤師免許取得後、5年間市内医療機関等に就業し、 定住を推奨。
これまでの主な連携事業
- U・Iターン就職の促進
地元出身高校生や薬学生に対する就職支援プログラムにより、地域医療の持続可能性を確保。 - 杵築市との医療パートナーシップ
同学教員による院内講演や研修を通じ、地域医療ニーズに応える支援を実施。 - 観光・ふるさと納税PR
杵築市特産品を横浜市内イベント「のばマルシェ」でPR。
今後の取り組み(令和6年度以降)
- 高校生および一般市民講座の開催。
- 漢方を含む健康支援教育。
- 次世代医療(医療MaaS)の臨床研究。
- 杵築市特産品の広報活動。
横浜薬科大学は、本協定を通じて地域医療・福祉の発展、教育研究の振興に寄与するとともに、地域社会の持続可能な発展に取り組んでまいります。